bullyproof

BULLYPROOF

柔術 vs いじめ

私たちは、クラスの冒頭で、子どもたちといじめの存在について会話します。子どもたちが学ぶ柔術の技が護身術であること、それらは、相手を傷つけるための術ではないことを子どもたちと確かめ合います。

いじめを行使させない柔術のパワー

もしもあなたの子どもがいじめを受ける側になったら、いじめっこによる暴力を廃止させるには、

折れない心自信を子どもたちに持たせることがミッションです。

それには、会話能力(言葉の暴力から自分を守る方法)と物理的な暴力から身を守ることができるいくつかの非暴力的な自己防衛のテクニックを教えています。

ここで重要なことは、拳で殴り、蹴りを教えることではないということです。

暴力に暴力では、火に油を注ぐのと同じことだからです。代わりに、私たちは、武力を使用せずに、いじめの脅威を無力化させることができる制御テクニックを利用しています。「水で火を消す」ということです。

グレイシー柔術「いじめ防止プログラム」Gracie Bullyproof®︎

グレイシー柔術のキッズプログラムでは、いじめに対して合理的かつ非暴力的な対応策として認めており、UJCでもカリキュラムに採用しました。

「うちの子は大丈夫」という固定観念が、いじめを受けるもしくは、いじめをする状況を見落としてします可能性があるということです、

親や周りの私たちができることは、貴重な子どもたちが、いじめをされていなくても、自分自身を守ることができるように準備をさせることです。



真の自信を持って

子どもたちにとって、学校でのいじめの原因は複雑で、その中に「劣等感」があります。また、いくつかの調査資料によると、学校でのいじめに苦しめられていながらも、これを打ち明ける生徒の数が15%未満で、誰かに話すと周りを困らせたり、さらにいじめられるという恐れがあるからです。

皮肉なことに、いじめを経験した子供たちは、そのようないじめに堂々と対抗しなければならないということを、むしろよく知っています。しかし、それは困難で、また来るいじめの恐怖に立ち向かえない状況なのです。

親や周りの私たちが、いじめの存在に気づけたら、被害に合った子どもに何と声をかけられるでしょうか。いじめっこに向かって、目をまっすぐ見て、これ以上いじめをやめるよう立ち向かえる自信を与えることができるでしょうか?

答えは、

まずはいじめから身を守ることができるように教えることです。

「火に水で立ち向かう 」

ほとんどの護身術プログラムは、拳で殴り、蹴ったり、投げたり、膝と肘にを使って攻撃する格闘技です。その一方、Gracie Bullyproof®︎プログラムは、打撃を与えない防御の技術です。

私たちは、子供たちに身に付けた技は暴力で仕返しするのではなく、会話に置き換え、荒れた局面を緩和させることができる方法を指導します。

例えば、もし学校でいじめっこに殴られ、突き飛ばされるとすると、いじめを受けた子にパンチやキックが当たらないポジションを教え、いじめっこの攻撃を無力化(押さえ込みやコントロール)し、誰かに助けを求めることができることを教えます。

Gracie Bullyproof®︎プログラムでは、子どもたちに水を使って火を消す、わずかな戦う方法を教えるため、これを学んだ子供たちが、かえっていじめっこになることは決してないでしょう。

「柔術の使用規則」

子どもたちに、いつ使わなければならないということを教えていないまま、柔術を教えることは使用方法を教えてもいないまま銃を与えることと同じことです。

Gracie Bullyproof®︎は、子どもたちが学んだ柔術の技をいつ使用をして、いつ使用をしないかどうかを子どもに教える唯一のキッズプログラムです。

5つのルール「Rules of Engagement」または「柔術の使用ルール」は、プログラムを受けながら継続的に繰り返して、子どもが絶対に技の力を乱用しないようにするとともに、いじめの横暴に堂々と立ち向かうことを躊躇しないようにすることです。

Gracie Bullyproof®︎ 5つのルール
1.必要のない争いで、決して戦わないこと。
2.暴力から自分を守ること。
3.言葉の暴力にあえば、3T’sを使用する(Talk・話す-Tell・伝える -Tackle1t1タックル)に従うこと。
4.決していじめっこを殴ったり自分から攻めないこと。制圧した後は、説得すること。
5.降伏を要求する時(極め技を使用する時)は可能な限り少ない力のみを使用し説得すること。

私たちは、5つのルールをGracie Bullyproofクラスでたくさん話し合っています。家族の間でも、いじめに対抗しなければいけない時に、5つルールを使用しても問題がないことを子どもたちに話してもらうことを強くお勧めします。

認知能力のトレーニング

いじめの中で最もよく使用されて多くの被害を与えることの一つは、言葉の暴力です。

Gracie Bullyproofプログラムには「言葉の柔術」というカリキュラムがあります。

Verbal Assertiveness Training(消極的な人に自信を持つようにする訓練)やGracie Bullyproof®︎プログラムに含まれている「Verbal Jiu-Jitsu・言葉の柔術」を学ぶことができる唯一のキッズプログラムです。

クラスでは、言葉の暴力や身体的暴力などの脅威をどのように区分して対処するかの役割を変えて練習をする「Role-Playing Excercises」ロールプレイングという練習を行います。Gracie Bullyproof®︎でははいじめとジョークの区別ができるように会話を進めます。

また、子どもたちは、必要に応じ、自分はどうなりたいのか、いつ、どのように向き合って、いじめっこが自分をターゲットにできない歩き方、姿勢、話し方をするかも学びます。

年齢に適したコース

Gracie Bullyproof®︎プログラムは年齢と経験の程度に基づいて、クラスを分けて行い、キッズが毎週多くのことを楽しく学ぶことができます。すべてのキッズは、年齢別に①または②のクラスで開始をするようになって習得程度に応じて、次のクラスで上がります。

①LITTLE CHAMPS リトルチャンピオン

5歳から8歳までの子どものためのプログラムです。

長期間使用され検証がされた 「Gracie Games」(子どもたちがわかりやすい言葉で表現し、繰り返し同じ技を違うシチュエーションで行うゲーム感覚のシステム」を利用して、柔術のコントロールとてこの基本原則を実践しながら、護身術を学びます。このプログラムの成功の秘訣は、子どもたちが純粋にクラスを楽しいと感じ、また来たいと言うほど面白く、楽しい内容だからです。

JR. GRAPPLERS ジュニアグラップラー

8歳から14歳までのキッズのプログラムです。

いじめっこの攻撃を無力化させ、説得をすることを教える33の非暴力的な自己防衛のテクニックに集中しています。Verbal Assertiveness(消極的な人に自信を吹き込む)戦略を学ぶことが、このプログラムの大部分を占めています。

BLACK BELT CLUBブラックベルトクラブ

(招待のみ INVITATION ONLY) 

ジュニアグラップラーの過程で急速に成長している子どもたちは招待されます。この過程では、子供たちはますます難易度が高い柔術のテクニックを学ぶことができ、実際にスパーリングをすることになります。またブラックベルトクラブに参加する子どもたちは、Gracie Gamedayに参加するためのポイントを必ず獲得する必要があります。:責任、健康、尊敬、、リーダーシップ、忠誠心、思いやり。

「PUSH」VS.「PULL」教育

何よりGracie Bullyproof®︎プログラムで使用された教育方法は、一般的な学校で使用されているものとは異なります。すべてのプログラムは、柔術をゲーム感覚で示すことができており、子供たちはそれを学ぶのに熱狂ことだけでなく、私たちは、「Pull Teaching」(詰め込み方式)ではなく「Push Teaching」(引き出す方式)を使用しています。

子どもたちがミスをしたとき、私たちはそのことに焦点を合わせるよりも、正しくやり遂げた動作をより強調します。これにより、私たちは、子どもたちが柔術への愛が冷めず、子どもたちの才​​能をすべて発揮できるように支援します。

キャラクター開発プログラム

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すべての子供たちが、私たち指導者と、信頼のある関係を結ぶことにフォーカスしています。良い人間関係の築き方を利用して、子供たちが成人し、思いやりのある人間性を持つことに繋がります。

グレイシーキャラクター開発プログラムは、6つのChapterで構成されています:責任、健康、尊敬、社会、マナー、そして思いやりです。毎クラスごとにテーマについて5〜10分話をします。

成功の秘訣は、グレイシーのGame dayにあります。子どもたちが楽しむ2時間のGracie Game Dayの日は、どの子も大興奮します。参加にはポイント獲得システムがあります。2ヶ月の間に十分なポイントを貯めた子どもたちだけがGracie Game Dayに参加が可能です。これは収集好きと競争心の子どもの特徴を生かしたシステムであり、親たちには子どもたちが学校や家で正しい行動をするように習慣を作ることができる強力な武器となるでしょう。Gracie Game Dayはあまりにもエキサイティングして、親たちも参加をするためにユニフォームを着てくるほどです。

年齢だけでなく、体格や運動能力によってクラスを決めています。